イソップ物語「イヌと肉」欲張ると失敗します!
「イソップ物語」は、身の回りの出来事で自分の事 そして、人との関わり方を教えてくれる物語です。
大人は、幸せ・成功するのに何が必要か気付き、子どもは 物語を楽しみながらモラルを学びます。
「イヌと肉」橋の上で、もう一匹の肉をくわえた犬に出会います!
「イソップ物語」で、幸せ・成功・ハッピーのヒントに出会えば良いですね!
「イヌと肉」
ある日、肉屋さんが 大きな肉の塊を切ってたら、うっかり 一切れの肉を、
調理台の上から落としました。
そこへ、お腹をすかせた犬が通りかかり、
すかさず肉を口にくわえ、喜んで走って逃げて行きます。
肉屋さんは、すぐ犬を追っかけましたが、犬は 足が速く追いつく事が出来ず、
犬は、町外れの橋の所まで逃げました。
そして、橋を渡っていると、川の中に何かいるので 橋の下をのぞき込むと、
なんと、川の中に一匹の犬が 肉を くわえて こちらを見てるでは ありませんか。
しかも、その犬は自分の肉より ずいぶん大きくて、おいしそうな肉を くわえてます。
「 あの肉も おいしそうだ 食べたいな 」
「そうだ、あの犬を吠えて脅かし、あの肉も頂くことにしよう」
こう思い、犬は川の中の犬に向かって大きな声で、思いっきり吠えました。
「ウゥ~ワンワン」
すると、犬がくわえてた肉は 川の中へ落ちて、
川の中にあった犬の肉も なくなり 、今 写ってるのは ガッカリした犬の姿です。
川の中にいた犬は、川に写った自分の姿でした。
「イヌと肉」教訓
犬は、相手の肉がおいしく見えたので、
欲張って取り上げようと思いましたが失敗して その上、自分の肉も落としました。
同じ物を持っていても 他人が 持ってる物が よく見える事が有り、うらやましく思うと
自分が 損( 気持ちが悲観的になる事 )をします。
相手の方が 幸せそうに見えても、相手も あなたを 幸せそうと思っている かもしれません。
他人を うらやましく 思ってると 自分の幸せ さえ気づく事が出来ず、
自分の幸も逃げてゆきます。
幸せに成る為には、うらやましく思わず 自分の目標、幸せに向かって歩く事だと思います。
※「イソップ物語」が物語から教科書へ変わる時、幸せ・成功へ歩き始めた時です!
この物語は、「幸せは、不幸を教訓とする!」 より、抜粋
※ 幸せ・成功に必要な事が、たくさん「イソップ物語」一覧ココにも有ります。
おわり では、また!