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イソップ風物語「パンドーラーの壺」は、「パンドラの箱」の事?

2022/07/17
 
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名前:Mr,G                              出身地:福岡県                              趣味:ドライブ・音楽鑑賞・DVD鑑賞・ガーデニグ             温泉!絶景!名所!パワースポット!大~好き&物語でためになる教訓・ブログで発信しま~す!                            ♫ 一度っきりの人生楽しもう!成功・幸せ・ハッピー ♬                   「笑っていたら良い事あるよ!」

ハッピー Mr,G です。

皆さんは、「パンドラの箱」を 知ってる人は、多いと思います。

この箱を開けたら災い起こるから開けたらダメと言うパンドラの箱です。

「パンドラの箱」は、もともとギリシャ神話でした。

イタリアのバブリオスと言う人が、2世紀ごろイソップ物語を分かりやすく伝える為
「イソップ風寓話集」に まとめた時、

ギリシャ神話「パンドーラーの甕(かめ)」
に 手を加えて掲載しました。
( 甕(かめ)とは、壺の大きい物 )

日本では パンドーラーと 言わず パンドラ が一般的です。

「パンドーラーの甕(壺)」が「箱」に変わったのは、

ルネサンス時代 オランダのエラスムスと言う人が「パンドーラーの甕」をラテン語に訳した時、
「甕」を「箱」に訳して からです。

この恐ろしい「パンドラの箱」を 紹介します。

「パンドラの箱」

遠い 遠い昔、ギリシャの 神々の王 ゼウスは、神 プロメーテウスを読んで言いました。

「粘土で我々と同じ姿をした生き物を作れ」
「そうしたら、わし が 息を吹き込んで、命を与えてやろう」

プロメーテウスは言いつけ通り生き物を作ると
ゼウスは、それに命を吹き込んで人間と名付けました。

次にゼウスは、プロメーテウスに こんな命令をしました。

「人間に生きていく為の、知恵を授けてやれ。ただし、火を使う事は 教えるな!」

「火は、神々だけの力!」
「人間に火の使い方を教えると、我々の手に負えなくなる かも しれんからな 」

そこで、プロメーテウスは、

最初に 言葉や文字を使う事を人間に教え
次に道具を作る事、家や物を作る事、穀物
果実や家畜を育てる事 などを教えました。

しかし、火が無いので 物の煮炊きも出来ず、寒くて震えています。

その為、夜はライオンや動物たちが寄って来る恐怖に おびえています。

だから プロメーテウスは、
人間に火を 与える事を決めました。

すると、弟の 神 エピメーテウスを呼んで 言いました。

「私は、人間に火を与えようと思う。
人間には 火が必要なのだ 」

「私は、ゼウスの怒りで滅ぼされるだろう」

「それと、神々からの贈り物は 人間の災いに なるから絶対に受け取っては ならない!」

プロメーテウスは、そう言うと 天界から火を盗み出し その火を人間に与えたのです。

そして怒ったゼウスは、プロメーテウスを東の果てにある山の大きな岩に鎖で
身動きが取れない様に縛り付けました。

それでも、怒りが収まらないゼウスは、
プロメーテウスが もたらした火を 使う人間にも罰を与えようと思いました。

美しい「パンドーラー」の 誕生

ゼウスは、職人の神 ヘパイストスに命じて、粘土で この世で一番 美しい

人類 初の女性「パンドーラー」
(すべての贈り物を与えられた者、の意味)を作らせました。

人間に火を 与えた罰に送り込まれる、
パンドーラーには、神々から様々な贈り物を授けられました。

知恵の女神「アテナ」からは知恵を、美の女神「アフロディーナ」からは美しさを、
芸術の神「アポロン」からは音楽と癒しの力を、

そして、ゼウスは 「パンドーラー」に「好奇心」を与えたのでした。

ゼウスは、パンドーラーに
「この箱は、絶対 開けては ならぬ」と、念をおし 「箱」を渡しました。

パンドーラーが持っていく箱の中には、病気、ねたみ、盗み、悲しみ、など

この世のすべての悪が閉じ込められてます。

でも パンドーラーは、この箱の中には
きっと素晴らしい宝が入っているに違いないと思ってます。

伝令の神 ヘルメースが、神々の贈り物の
パンドーラーを伴いエピメーテウスの所へ向かいました。

エピメーテウス と パンドーラー が、結婚!

エピメーテウスは、パンドーラーの美しさに
心を奪われると、兄プロメーテウスの忠告を忘れています。

そこで パンドーラーを自分の妻にしました。

そして パンドーラーとエピメーテウスは、
幸せな毎日を過ごし三か月ほどたった ある日

エピメーテウスに用事が出来て一人で外出する事になりました。

エピメーテウスは、出かける前に
ゼウスにもらった箱の事が気になりパンドーラーに、

「ゼウスが『この箱は 絶対開けては ならぬ』と 言ってたから 絶対 開けては いけない」
と、言って出かけました。

すると パンドーラーは、エピメーテウスが出かけた後、

ゼウスにもらった「好奇心」が どんどん
強くなり 箱の事が気になって しかたが有りません。

( あの箱の中には、金や銀の飾り物それと綺麗な宝石がたくさん入ってると思う )

そんな事を考えてたら、いつの間にか 箱の前まで来てました。

そして、箱の上に手を置いたら どうしても開けたくなり フタを少しだけ開きました。


すると、のぞき込んだ その瞬間、霧のようなものが出てきて そこら一帯を覆います。

パンドーラーは、慌ててふたを閉めましが、病気、ねたみ、盗み、悲しみ、など

この世のすべての悪が霧と一緒に人間の世界を覆いつくしました。

でも、箱の中に一つだけ逃げて行かないものが有りました。
それが「希望」です。

「パンドラの箱」教訓

パンドーラーが箱のふたを開けた ために 全ての悪がこの世の中を覆いつくしました。

今まで平和だった人間の世界は、争い事や
災い事が絶えない 悲しい世界になったのです。

でも、人間たちは、辛くても 悲しくても、心の中希望を持つように成れました

だから、どんなに苦しい時でも、
「パンドラの箱」に残っている「希望」があるから頑張れます。

おわりに

イソップは、自分が作った物語を中心に、
地方に伝わる民話などで、「イソップ物語」をまとめてます。

それに、神話などのイソップ風物語も加わり
物語と教訓が現在に伝わって来ています。

そして、イソップ風物語「パンドラの箱」は、

「開けては いけない物、災いをもたらす為、触れては いけない物」を意味するように成りました。

 おわり          では、また!

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