イソップ物語の「三人のレンガ職人の話」他2話 は、成功・幸せの道です!
ハッピーMr,Gです。
「イソップ物語」は、身の回りの出来事で自分の事 そして、人との関わり方を教えてくれる物語です。
大人は、幸せ・成功するのに何が必要か気付き、子どもは 物語を楽しみながらモラルを学びます。
「イソップ物語」で、幸せ・成功・ハッピーのヒントに出会えば良いですね!
イソップ物語の3話を紹介します。
「三人のレンガ職人の話」は、同じレンガ積みの仕事でも とらえ方が違います。
「イヌの家」は、イヌは寒くて震えています。
「二つの道」は、自由の道 か 暗闇の道 どちらを選びますか?
「三人のレンガ職人の話」
昔ある ところに、一人の旅人がいました。
旅人は、真夏の暑い日に町はずれの一本道を歩いてると一人の男に出会いました。
その男は、難しそうな顔をして淡々とレンガを積んでいます。
旅人はその男に尋ねます。
「あなたは、ここで何を してるのですか?」
すると、その男は、無愛想な顔で答えました。
「何って、見れば分かるだろう。レンガを積んでるんだよ。」
「あんたと違って真夏の暑い日も、凍えるような冬の日も毎日、毎日、外でレンガを積むのさ
俺はこんな仕事 嫌気がさしてるよ、まったく ついてないね!」この言葉を聞いて旅人は、
「大変ですね」と 一言だけ残して その場をさっさと立ち去りました。
しばらく歩いてると、
今度は一生懸命レンガを積んでいる男に出会いました。
旅人は、男に尋ねます。
「あなたは、ここで何をしてるのですか?」
「レンガで、この壁を作るのが 俺の仕事なんだ」旅人は、「大変ですね」と声を かけました。
すると男は、
「大変じゃないよ。この仕事のお陰で家族が 食べていくのに困らない、ありがたいよ!」
「そうですか、この仕事のお陰ですね!頑張ってください」と
励ましの言葉をかけ、また歩き始めます。
また、しばらく歩いてると さらに もう一人生き生きとレンガを積んでる男に出会います。
「あなたは、ここで何を してるのですか?」と、尋ねると
すると男は 嬉しそうな顔をして答えます。
「俺のやってる事かい?大聖堂を作ってるんだ。」
この言葉を聞いて旅人は「大変ですね」と声をかけます。
すると、この男は
「大変なんて思わないよ、この大聖堂が完成したら、たくさんの人が救われるんだよ。
こんな素晴らしい仕事を して俺は幸せ者さ。」
旅人は、その男に感謝の言葉を言って また、元気いっぱい歩き続けました。
「三人のレンガ職人の話」教訓
最初の男は、レンガを積む仕事が辛いと言う自分に目を向けてる。
次の男は、レンガを積む仕事で家族を養ってる。仕事に目を向けてる。
三番目の男は、レンガを積む仕事で大聖堂を建て、人々を救済できる。
大聖堂を建てると言う目標に目を向けてる。
旅人は、三人の職人と話して どう思ったでしょうか?
最初の男の所には、長居は、したくありません。
次の男の所では、頑張ってくださいと励ましの言葉が出ます。
三番目の男の所では、大聖堂を建て人々を救済すると言う目標を持ってます。
救済と言う大義に頭が下がります。
自分の人生です。
毎日、不満を言いながらイヤイヤ人生を送るのか!
毎日、目標をもって一生懸命生きる人生を送るのか!
毎日、大義のある目標に向かって生き生きと人生を送るのか!
自分で選択できます。
目標が大切
目標に向かって 一生懸命 努力する人が
夢を叶え 幸せに成り人生を成功させる人 です!
「イヌの家」家を建てるでしょうか?
寒い寒い冬のある日の事、
イヌは、寒さのために できるだけ体を小さく ちじめて丸くなって震えながら寒さに耐えてます。
そこでイヌは、寒さから逃れるため「自分の家を作ろう!」と 決め、
さっそく家の間取り図や家を建てる計画書を作りました。
さあ!建てようと思い、立ちあがった時、
とても、寒かったので明日にする事にしました。
次の日も寒かったので明日、また次の日も ~
延ばし延ばしにしてたら、いつの間にか温かい春がやって来ました。
春は、ポカポカ陽気で、体をめいいっぱい伸ばして横になって寝ると気持ちがよく、
冬の寒さの事は、もう とっくに忘れて 家を建てる必要は 無い と思い
イヌは家を建てる事を やめました。
「イヌの家」教訓
犬は、寒さをしのぐため家を建てようと決心をしました。
でも、春になれば、ポカポカ陽気で家は必要ありません。
でも、冬になれば また寒くなるので犬は、家を建てようと思う!
犬は、春になれば、幸せです。でも 冬になれば、また不幸が訪れます。
同じことの繰り返しこの事に早く気付いて目標に向かい言い訳をせず、
すぐ、行動する事です。
「二つの道」どちらを選ぶ?
古代の昔、ゼウスは 人間に、二つの道を見せるよう女神に命令をしました。
一つの道は、最初の方は イバラの道で最後は楽園に続く自由の道、
もう一つの道は、最初の方は 楽園で最後は暗闇に続く奴隷の道です。
女神は始めに、飲み水もなくイバラだらけで、
四方が危険に囲まれ 雷が鳴り響き、険しく急こう配で通れない様な自由の道を作りました。
しかし、しだいにその道はゆるやかで平たんな道に代わり、果樹や花で覆われ
泉が湧き出る 楽園で 自由な世界です。
イバラの道や悲惨な経験は、自由を手にする者たちにとって教訓に代わりました。
奴隷の道は、
最初は、ゆるやかで平たん 小川が有ります。
小川の側には、綺麗な花がそこら一面に咲いて良い香りがしてたが、
行きつく所は、急こう配で通れない様なイバラの道、
八方塞がりの真っ暗闇になっていました。
この二つの道を造り、どちらを行くかは、人間が自由に選ぶ事が出来ます。
「二つの道」教訓
楽をして成功・幸せは ありません。
楽して成功・幸せに成れるとしたら、あなたの周りは、成功者だらけ・幸せ者だらけのはず、
イバラの道を通り過ぎて本当の 成功・幸せを つかむから大きな喜びが有ります。
もしも 自分が不幸で、イバラの道を歩いている時、通り過ぎれば教訓に変わります。
この道の先に、楽園( 幸せ・人生の成功 )が ある事を 信じるか! 信じ無いか!
信じる事が大切です。
おわりに
「三人のレンガ職人の話」では、
目標の大切さ、目標に向かって一生懸命、生き生きと前に進む。
「イヌの家」は、
いろんな理由・言い訳は、無くして目標に向かってすぐ行動をしないと また不幸が訪れる。
「二つの道」は、いばらの道の先に 楽園(人生の成功・幸せ) がある事を信じる事の大切さ!
・小さな目標をいくつも積み重ねて人生の成功・幸せをつかむ人。
・大義のある目標に向かって人生の成功・幸せをつかむ人。
・目標(成功・幸せ)に向かって、すぐに行動をする。
・自分が選んだ道の先には、必ず成功・幸せがある事を信じる事が大切です。
これが 夢を叶え 幸せに成り人生の成功に至る道のりです。
※「イソップ物語」が物語から教科書へ変わる時、幸せ・成功へ歩き始めた時です!
※ 幸せ・成功に必要な事が、たくさん「イソップ物語」一覧ココにも有ります。
おわり では、また!