イソップ物語「レンガ職人の話」教訓は、目標が大切!でもドラッカーの話?
ハッピー! Mr,G です。
今回は、目標 を 持つことの大切さ 「やる気」 「意欲」を出すために取り上げられる話で
「三人のレンガ職人の話」です。
この話を読んで、 うまく行った人は、たくさんいます。
そのイソップ物語の代表的な「三人のレンガ職人の話」をするつもりでした。
この話を書くうちに、イソップの作品とは違うのでは、と思いました。
この良い話がなぜ「イソップ物語」に 成ったかを話します。
※「三人のレンガ職人の話」本文と教訓は、「イソップ物語」一覧に有ります。
「三人のレンガ職人の話」とは?
簡単に「3人のレンガ職人の話」を 話します。
ある旅人が町はずれの一本道を歩いていると
険しい顔をしてレンガを積んでいる男に出会いました。
「ここで何をしているのですか?」と 尋ねると、
男は、不機嫌な顔で「レンガを積んでいるんだよ … 」
「 ついてないね !」
旅人は、「大変ですね」と声をかけて、さっさと立ち去りました。
しばらく歩くと今度は、一生懸命レンガを積んでいる男に
出会いました。
「ここで何をしているのですか?」と 尋ねると、
男は、「大きな壁を作っているんだ、これが俺の仕事だよ」
旅人は、「大変ですね」と声をかけると
「 この仕事のおかげで家族を養える ありがたいよ !」
旅人は、「そうですか、頑張ってください」と声をかけ
また歩き出しました。
また、しばらく歩くと、さらにもう一人、
いきいき と レンガを積んでる男に出会いました。
「ここで、何をしているのですか?」と 尋ねると。
男は、楽しそうな顔をして「大聖堂を作ってるんだよ」
旅人は、「大変ですね」と声をかけると
「この大聖堂が完成したら多くの人が救われるんだ 」
旅人は、その男にお礼の言葉を残して、元気いっぱい歩き出しました。
※「三人のレンガ職人の話」本文と教訓は、「イソップ物語」一覧に有ります。
話の教訓
おおざっぱ に 要点だけ書きました。
目標は、大きい、小さい に関係なく社会・仕事・家庭 の中で 個人 々 違います。
この話の教訓を簡単に言えば、
目標に向かって行けば やる気・意欲がわき・モチベーションも上がる
会話も変わり あなたの生き生きした姿を見て 周りの人たちも、いい気分になれる。
いい気分になれるから いい会話ができる、だから目標を持ちましょう。
そういう話です。
※「三人のレンガ職人の話」本文と教訓は、「イソップ物語」一覧に有ります。
イソップどんな人 ? イソップ物語どんな物語 ?アイソーポスは?
エーゲ海に浮かぶサモス島(ギリシャ)の市民
イアドモンに使える奴隷の アイソーポスと言う男がいた。
彼は寓話(ぐうわ=戒めを動物や他の事柄に託す物語)の語りがとても優れていた ため解放され
その後アイソーポスは、寓話の語り手となり各地を巡ることになります。
しかし、奴隷から解放され自由になって名声を得た事などを ひがまれ
デルポイ(ギリシャの都市国家)の市民の手にかかり 帰らぬ人となりました。
紀元前619年(生)~ 紀元前564年(没)
では、アイソーポス(古代ギリシャ語:Aïõωπoζ , Aísōspos)
これを、英語の読み方にすると(Æsop , Aesop) イソップ
アイソーポスがイソップだったのです。
アイソーポスは奴隷の時から生涯を終えるまで小アジアの民話や古代メソポタミアの物語
それと自分で作った たくさんの寓話これらを集めたものが「イソップ物語」です。
イソップ物語の「3人のレンガ職人の話」は イソップでは なかった!
これから先は、アイソーポスでは なくイソップで話をします。
イソップ物語が作られた時期は、
イソップが生まれた紀元前619年、生涯を終えたのが紀元前564年ごろ
この間で作られたはずです。
レンガ職人の話で、
3番目の男は、大聖堂を作っていて、時代から見て今から約2500年前の紀元前に
レンガ造りの大聖堂や教会は存在しないと思う。
その他の紀元前の建物と言えば神殿になり神殿はレンガではなく石造りです。
だから「3人のレンガ職人の話」は、イソップと違うのでは?
ドラッカーとは?「3人の石工の話」とは?
この話を知っている人がいてハッキリ 違うとは言えないが
それと、よく似た話がドラッカーが書いた本の中に「3人の石工の話」があると言う事でした。
名前:ピーター・ファーディナンド・ドラッカー
1909年11月19日 オーストリアのウィーンに生まれ
ユダヤ系オーストラリア人で 経営学者・社会生態学者
1937年アメリカに渡る。
2005年11月11日 アメリカ合衆国
カルフォルニア州クレアモントで老衰のため(95才没)
経営・経営者・マネジメントに関する本を多数執筆。
では、「3人の石工の話」をします。
「3人の石工の話」
何をしているのかを聞かれて、
それぞれが
「暮らしを立てている」
「石切りの仕事をしている」
「教会を建てている」と答えた。
石工に関する話は、ドラッカーの本の中で これだけです。
・最初の石工は、自分に目を向けている。
・次の石工は、仕事に目を向けている。
・3人目の石工は、目標に目を向けている。
石工・レンガ職人 伝えたいことは目標の大切さです。
結 論
なぜドラッカーの「石工」が イソップの「レンガ職人」に?
石工の話 は、リーダーやリーダーを目指している人達には
理解できます。
目標の無い人、今から目標が必要な人が 聞いただけで理解できるでしょうか?
理解できた人が、誰でも分かるように職業を変え・ 枝・葉 を つけ・旅人を登場させ
目標の大切さを相手に伝えるために変えたのだと思います。
旅人が相手と接する中で、旅人が相手に どう影響されるのかも分かります。
そのうえイソップ物語とつければ聞き手も話に親近感がわく
だからドラッカーの「3人の石工の話」が 誰かの手で
イソップ物語の「3人のレンガ職人の話」になったと思います。
おわりに
目標は、大きい 小さいは 関係なく
周りの人たちを幸せにできる大切なことです。
イソップ物語には、たくさんの物語が有ります。
同じタイトルで内容が少し違ったり、内容が同じでタイトルが違うのもあります。
イソップ物語を伝える人が読む人に伝わり やすいように考えて伝えています。
これからもイソップ物語の「三人のレンガ職人」でいいと思います。
※「三人のレンガ職人の話」本文と教訓は、「イソップ物語」一覧に有ります。
おわり では、また!