「祐徳稲荷神社」は、日本三大稲荷の神社でパワースポットです!
ハッピー! Mr,Gです。
今回は、パワースポット「祐徳稲荷神社」の話をします。
貞享4年(1687年)創建
「祐徳稲荷神社」は、京都の「伏見稲荷大社」茨木の「笠間稲荷神社」と
ともに日本三大稲荷の一つに数えられ、
本堂の懸造り(かけづくり)は、京都の清水寺の本殿より高さがあり壮観、
ここの風景の美しさは、別名「鎮西日光」と言われ、海外ドラマの撮影場所にもなり
年間の参拝者数は、約300万人、九州の神社では太宰府天満宮の次に多い数です。
場所は、佐賀県の鹿島市にあり、県道282号線を走り のどかな田園風景をすぎ
山手に入り 浜川の西側にあります。
「祐徳稲荷神社」の ご利益は、
商売繁盛・五穀豊穣・家運繁栄・技芸上達・大漁満足・交通安全 など
福徳円満・衣食住の神様 の ご利益 に あやかる為、
国内・外から多くの人が参拝に来られます。
「祐徳稲荷神社」の 由来
萬子媛(まんこひめ)は、肥前 鹿島藩主 鍋島直朝(なおとも)公 の夫人
祖父 は、後陽成天皇 父は、左大臣 花山院定好と言う家柄です。
萬子媛は、京都から肥前へ輿入れ(こしいれ)
する際、京都御所内から分霊し花山院邸に祀られていた稲荷大神を
勧請(かんじょう=分霊を他の神社へ移すこと)、父から稲荷大神の神鏡を授けられ ました。
貞享4年(1687年)鹿島の石壁山に社殿を建立し、萬子媛が自ら奉仕していましたが
宝永2年(1705年)石壁山の寿蔵(生きているときに建てる墓)で
断食(飲食を断つこと)読経の末80歳の生涯を終えられた。
それ以降、ここは「祐徳院」と呼ばれ稲荷神とともに萬子媛の霊験により信仰を集め
明治の神仏分離により仏式の行事を廃止し「祐徳稲荷神社」に改称しました。
福徳円満・衣食住の神「祐徳稲荷神社」行きましょう!
橋を渡って、鳥居の前には 2匹の キツネ様が出迎えてくれて、鳥居を通おれば
左手に手水舎(ちょうずや)があり、ここでお清めをします。
朱色の太鼓橋を渡って、楼門へ行きます。
楼門には 随神「右側の藍色は阿形」「左側の朱色は吽形」が鎮座して、総漆塗りで豪華、
とにかく鮮やか この楼門を通ります。
ここは御神楽殿、総漆塗りで 鮮やかな朱色の社殿、一般参拝者の諸祈願はここで行われます。
いよいよ 「本殿」へ まいります。
石壁山を後ろ側にして朱色に塗られた懸造り
(かけづくり=斜面に張り出して立てること)の本殿は、堂々として壮観です。
石段を登っていくと本殿で、ここの装飾には「猪目」と言うハート形に
似た魔除け の模様が多く使われています。
石段を登るのが苦手な人はエレベーター(有料)で、どうぞ!
ここの本殿は、縁を切る神様としても有名です。
過去を断ち切り新たに前を向いて進みたいと思っている人には、
力を貸してもらえます。
新たな一歩を踏み出す時は、お願いに来たらいいですね!
「本殿」にお祭りされている神様
・倉稲魂大神(ウガノミタマノオオカミ)
この神様は、一般に稲荷大神と呼ばれ、
五穀豊穣・衣食住をつかさどり生活全般の守護神として崇拝されています。
・大宮売大神(オオミヤノメノオオカミ)
日本神話に登場される神様
古事記では、天宇受売命(アメノウズメノミコト)
日本書紀では、天細女命(アメノウズメノミコト)=漢字が違うだけ
とも呼ばれ、天照大神(アマテラスオオミカミ)が天の岩戸に隠れた時
岩戸の前で舞を舞われた神様です。
技芸上達の神・福徳円満の神として信仰されています。
・猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)
天孫瓊瓊杵命(テンソンニニギノミコト)が、天照大神の命により
天から高千穂(宮崎県)の 峰に降りてこられました。
その時に、道案内をされた神様で、水先案内の神・交通安全の神として信仰されます。
疫病と戦う 狐と鷹がいます。
3日ほど雨が続きその雨でおキツネ様は、地をはいつくばり
地を清めました。
雨がピタッと上がった 2020年 3月29日 タカ が
本殿から飛び立ち大空を舞い天を清めています。
神職の方が お清めを行っている タカ に 笛を吹いて呼び戻しています。
役目を終えた タカ が神職のもとへ帰ってきました。
タカ の背中には「祐徳稲荷神社」のお札が有りました。
お疲れさまでした。
「疫病」一日でも早く収束したらいいですね。
境内摂末社(神社が管理する小さな神社)
岩崎社 鎮座されているのは、岩崎大神 境内に入って
右の方にあります。
縁結びの神様で 恋愛・仕事など諸々と良い縁を結んでくれる
神様です。
・石壁神社 萬媛命(萬子媛)が 鎮座
(萬子媛が断食・読経を行ったところ)
・命婦社 命婦大神 が 鎮座
・岩本社 岩本大神 が 鎮座
・若宮社 文丸命・朝清命 が 鎮座
それと、境内の右側に 縁起の良いもの「左馬」が有ります。
左馬と言って、お馬さんの後ろにある 将棋の駒に左右反転した馬の字、
馬の字は、ふつう「うま」それを左右反転して「まう」左馬は「舞う」となり
舞は、祝宴の席で舞う事から縁起が良いとしてきました。
それと馬は、左側につまづかない事から
「長い人生をつまづくことなく過ごせる」と言われています。
さらに普通は人が馬をひき 逆に左馬は馬が人を引き 寄せると言う事で
千客万来・家業繁栄 につながるとされています。
おわりに
祐徳稲荷神社、本殿の懸造りと 境内の風景は素晴らしく「鎮西日光」と呼ばれ
海外ドラマの撮影場所になるほどです。
京都から嫁いで来られた萬子媛が断食・読経の末、生涯を終えられた場所が
敷地内にある「石壁神社」です。
また衣食住をつかさどる神様、運と福を授けてくださる神様に
お願いしてみては、どうでしょうか!
おわり では、また!
現地情報
住所:佐賀県鹿島市古枝乙1855
TEL:0954-62-2151
駐車場:無料駐車場 有 2500台
アクセス:長崎自動車道 武雄北方インターから車で30分
JR:JR長崎本線肥前鹿島駅下車。
駅前バスセンターから
祐徳バス祐徳稲荷神社行き乗車、祐徳神社前下車 徒歩5分
詳しい情報は、祐徳稲荷神社ホームページで、こちらから