「イソップ物語」は、成功・幸せ・ハッピーの法則です。
ハッピー！ Mr,G です。
「イソップ物語」は、身の回りの出来事で自分の事 そして、人との関わり方を教えてくれる物語です。
大人は、幸せ・成功するのに何が必要か気付き、子どもは 物語を楽しみながらモラルを学びます。
物語には、人生を成功する為、幸せ・ハッピーに成る為、
物事がうまく行く為、のヒントや教訓が隠れてます。
物語のとらえ方は、人それぞれ違い 読む その時その時によっても違ってきます。
紹介するのは、イソップ物語の３話です。
「ヘラクレスと牛飼い」牛飼いが荷車の車輪を道の溝に落とし込む話です。
「ネズミの相談」怖いネコをどうするかの話し合いで結果は？
「カラスと水差し」のどが渇いたカラスが水差しを見つけました。何をした？
「イソップ物語」で、幸せ・成功・ハッピーのヒントに出会えば良いですね！
「ヘラクレスと牛飼い」自分で行動しない限りは？
その昔、ある牛飼いが 牛に荷車をひかせながら、田舎道を のらりくらり と進んでいました。
ところが、車輪が道の脇にある深い溝に はまり込み 動けなくなりました。
しかし、牛飼いは どうして良いか分からず
荷車の横で ただ呆然と突っ立ったまま何もせず見てるだけです。
しばらくして「そうだ！僕が崇めているヘラクレス様にお願いして助けてもらおう」
すると牛飼いは大きな声で祈り出しました。
「ヘラクレス様どうか ここへ来てお助け下さい」と神頼みをしたところ、
ヘラクレスが現れ次のように言われたのでした。
「溝に落ちた車輪を持ち上げ 牛が前に進むように 追い立てなさい」
「それから、自分は 何もしないで神頼みで助けを求めては ならない」
「今後、このような願い事は一切 聞かない 自分で 考え努力を してから神頼みを するが良い」
「ヘラクレスと牛飼い」の 教訓
牛飼いは、荷車が動かなくなっても 自分は、何もしないでヘラクレスにお願いをします。
ヘラクレスは、牛飼いに自分で行動させました。
自分で努力しないで、人に頼っても 何事も解決しません。
人は、アドバイスは くれます でも行動するのは自分です。
何事も自分で行動しない限り夢も実現しません！
自分で考え行動・努力する事で 成功・幸せ・ハッピーに近づきます。
「ネズミの相談」現状は行動しないと変わらない！
ある所に、いつも お腹を空かせている恐ろしいネコが一匹います。
ネズミたちを追いかけ、ひどい目にあわせ、次から次へとネズミたちを食べてしまうのです。
ある夜、ネズミたちがネコをどうしたら いいか話し合っていました。
ところが、何時間 話し合っても、良い考えが浮かびません。
すると その時、ある一匹の若くて賢いネズミがこう言いました。
「良い考えがある。ネコは静かに やって来る、
あのネコが来るのを鈴の音で分かれば、すぐに逃げる事が出来る」
「そこで、小さな鈴を あの猫の首に リボンで くくり付けたら どうだろう？」
この話を聞いた他のネズミたちは、
「それは良い考えだ。そうすればネコが来たらリンリンと鈴の音がするので すぐ分かる」
「さすがに若くて賢いネズミは言うことがちがう」口々にほめたたえました。
鈴を用意しました！リボンも用意しました！
しかし、一匹の年寄りのネズミが言いました。
「いったい誰が あの猫の首に この鈴をつけるんだ？」年寄りネズミの一言で、
若くて賢いネズミをはじめ、その場に居合わせたネズミ全員が、黙り込んでしまいました。
「ネズミの相談」の 教訓
ネズミは、どんな良い案を考え付いても、
言葉で いくら素晴らしい事を話したとしても、行動が出来なければ 今の状況は 変わりません。
今の状況から抜け出さないとネズミ達は、一生 ネコにおびえて生活して行くのです。
ネコが欲しいのは、ネズミでは有りません食料が欲しいのです。
これが分かればまた良い案が出てきます。
今の状況から抜け出し幸せに成るためには、
物の 見方 考え方を 変えれば また良い案は出てきます。
良い案を考え あきらめずに 行動を する事で 人生は、成功へ 進みます。
「カラスと水差し」努力は報われる！
太陽がギラギラと輝く空を飛んでいたカラスは
のどがカラカラに渇いて、街角で水差しを見つけます。
水が飲めると思い一直線に水差しの所へ飛んでいきました。
でも、水差しの中には水がほんの少しか入っていないため、くちばしが届かず水が飲めません。
そこで カラスは、
水差しを傾けて飲もうとしたり、いろんな方法で飲もうとしましたが、うまく行かず
もう、カラスは のどがカラカラでたまりません。
水差しの中に水があるというのに、飲めないなんて諦めきれず、
「絶対、水差しの中の水を飲む」と 決めたカラスが 地面を見ると小石がたくさんあったので、
それをくちばしでくわえて水差しの中に入れました。
すると何度も何度も繰り返すうちに、
水の表面が少しずつ上がって来て くちばしが届くところまで来ました。
そして、カラスは たっぷりと水を飲む事ができ のどが潤った ので また飛んで行きました。
「カラスと水差し」の 教訓
カラスは、知恵を使い 考えて、いろんな方法で水を飲もうとするけど失敗します。
でも、カラスは、水を飲むと言う目標を決め あきらめずに どうするかを もう一度考えて、
水差しの中に小石を たくさん入れました。
地道な努力をするから報われました。
カラスに とって失敗は、成功に たどり着くまでの良い経験に成りました。
幸せ・成功へ近づく為には、目標に向かって あきらめずに 努力・行動をする事です。
おわりに
この３つの話は、
牛飼いは、人を当てにしないで自分で考えて行動する。
ネズミは、行動を起こさないと これから先も何も変わらず 一生 ネコにおびえて生活をするのです。
無理だとあきらめずに、良い案・目標に向かって 地道な努力を積み重ねていけば、
いつか大きな成功となる時がやって来ると思います。
カラスは、「絶対、水を飲むという」目標を達成しました。
自分で考えて あきらめずに 行動・努力を すると今よりもっと幸せに近づきます。
「イソップ物語」が物語から教科書に変わる時、
成功・幸せ・ハッピーの法則を歩き始めた時です。
※ 幸せ・成功に必要な事が、たくさん「イソップ物語」一覧ココにも有ります。
おわり では、また！
