「イソップ物語」で、幸せ に成れる人を学ぶ!
ハッピー! Mr,Gです。
「イソップ物語」は、身の回りの出来事で自分の事 そして、人との関わり方を教えてくれる物語です。
大人は、幸せ・成功するのに何が必要か気付き、子どもは 物語を楽しみながらモラルを学びます。
イソップ物語の3つの話を紹介します。
「旅人と運命の女神」は、不幸な人が言ってる事です。
「ネコの医者とニワトリ」は、打算的な考えは、すぐに気付かれます。
「金の斧と銀の斧」は、正直な人間になれ!欲深いと損をします。
この3つの話で、幸せ・成功・ハッピーのヒントに出会えば良いですね!
「旅人と運命の女神」女神は旅人を助けます!
その昔、
ある 若い旅人が いくつもの山を越え、生まれ故郷の村に帰り付く寸前に、
長い旅で疲れ果て近くにある井戸を見つけ
井戸で水を飲み そのまま深い井戸の渕に 横になったと思えば すぐに 眠りました。
疲れていて 深い眠りの中だったので 旅人は、井戸の中に落ちそうな事に気づきません。
旅人が寝返りを打って、
井戸の中に落ちる寸前に 女神が現れ、旅人を ゆり起こして こう言いました。
「さあ、目覚めなさい!もう少しの所で あなたは、井戸に落ちる所でしたよ」
「もし、井戸に落ちていたら あなたは、
自分の不注意を棚に上げて、この世に神などいるものか!と、私を責めたでしょう」
「そして私は、人間の間で非難され名誉が傷つけられるのです」
「ほとんどの人間と言うのは、不幸になると、
自分が悪かったため 不幸になったとしても 神の責任にします」
「旅人と運命の女神」教訓
もし、自分が不幸に思えるとき、人の 責任に しても 自分の不幸は 何も変わらず、
その人を傷つけつけ人間関係が うまく行かなく成ります。
だから幸せに成れる訳が有りません!
幸せも不幸も自分が どう思うか どう考えるかで決められます。
幸せ に成れる人は、人の責任にしないで、
自分の不注意に気付き 何事も自分の責任で幸せに向かって進むことが大切です。
「ネコの医者とニワトリ」ネコの悪だくみは?
ある時、ニワトリが病気になったという話を聞いて、(しめしめ よう~し!)と、
ネコは、ニワトリを だまして食べようと 思い
町の道具屋へ行き 医者の道具を そろえると 次に 洋服屋へ 行き白衣を 買ってきました。
そして 薬屋へ 行き薬を買い、医者に化けてニワトリ小屋へ向かいました。
ニワトリさんは、いつもと様子が違って ぐったり して横になっていました。
「ニワトリさん。こんにちは、」
「体の調子が悪いと聞きましたけど、頭の具合はどうですか?お腹の具合はどうですか?」
「ニワトリさん 見て下さい薬も たくさん有ります。医者の私が見れば すぐに良くなります」
「顔色も悪そうだし まず、熱を測りましょう!」
「だから、小屋の中へ入れて下さい」ネコは、たて続けに 話をしてきます。
するとニワトリは、すぐに こう答えました。
「それは、有り難うございます。
でも、ネコさんが あっちに行けば具合は すぐに良くなります」
ネコの考えてる事は、すぐに 気付かれました。
「ネコの医者とニワトリ」教訓
ニワトリは、医者の まねを したネコに騙されませんでした。
いくら、表面をとりつくろっても、親切そうな良い人の顔をしても、
相手に接する時、心の奥底に報酬を求める卑しい心や打算的で損得でしか物事を考えなかったら、
相手には、雰囲気で すぐに気付かれるのです。
相手に見返りを求めないで、素直な関わり方が 幸せに成れる人だと思います。
「金の斧と銀の斧」女神がした事は?
昔あるところに、一人の正直で若い木こりが、毎日 湖のある森で木を切って暮らしてました。
ある日、木こりが朝から一生懸命 森の木を切っていたのですが、手に力が入りすぎ 手を滑らせ
一本しかない斧を湖の底に落としました。
仕事が出来なくなり途方に暮れて、しくしく泣きながら
「神様お願いです。一本しかない斧を落としました。どうか、お救い下さい」と、
湖に向かって祈りました。
すると突然、湖の中から 湖に住んでいる まばゆい位、輝く 美しい女神が現れ、こう言いました。
「これはお前の斧ですか?」
しかし、女神が持っていたのはピカピカに光輝く金の斧だったので、
「とんでもありません。そんな立派な斧では ありません」と、木こりが答えると、
女神は再び湖の中に沈み、
しばらくすると、今度はきれいな銀の斧を持って もう一度、現れました。しかし、
「そんな、きれいな斧では ありません」と、木こりが言うと、
また、しばらくすると、三度目に持ってきたのが 使い古しの 鉄の斧を 持って現れたのです。
「そうです。その古い鉄の斧が私の斧です。どうも有り難うございました」と、
木こりは、お礼を言いながら 斧を受け取りました。
若者の正直さに感心した女神は、褒美として、金の斧と銀の斧を与えました。
正直者の木こりは、湖に落とした自分の斧だけではなく、金の斧、銀の斧もいただきました。
次の日、この話を聞きつけた欲張りな
隣の木こりが「自分も金の斧、銀の斧をもらいに行こう」と思い、森へ行き、
湖の中へ わざと鉄の斧を落とすと、しくしくと泣くまねをしました。
すると話の通り、湖の中から女神が金の斧を持って現れ、
「これは、お前の斧ですか?」と尋ねました。
正直者へのご褒美だった事を知らない 隣の木こりは、
「はい、その通りです。拾っていただいて有り難うございます」
と言って、斧を受け取ろうとしたのです。
その瞬間、女神はものすごく怒って目を吊り上げてこう言いました。
「お前は本当にずるくて、自分勝手で嘘つきですね!これはお前の斧ではありません!」と言って、
女神は、湖の底へ沈んでいき二度と現れませんでした。
こうして、隣の木こりは、金や銀の斧どころか 自分の鉄の斧までも無くしたのです。
「金の斧と銀の斧」教訓
神様は、正直な木こり には 温かく接してくれます。金の斧と銀の斧を褒美として与えました。
神様は 隣の嘘つき木こり には厳しく接します。
欲張って嘘をつくと金の斧と銀の斧を頂く どころか、自分の鉄の斧も無くしました。
正直に生きる人は、 親切にされ 得を します。
嘘つきで欲張り、打算的に物事を考える人は、相手にされず損をします。
正直は、幸せに導かれ 嘘は、不幸へ 向かいます。
正直に生きる人は、幸せに成れる人です!
おわりに
「旅人と運命の女神」は、他に責任の転嫁をしても何も変わりません。
自分の責任で自分の足で幸に向かって歩くことです。
「猫の医者とニワトリ」は、相手と接する時、
打算的で卑しい心で接すれば相手は、すぐに気付きます。
「金の斧と銀の斧」は、正直に生きる人は得をして、打算的な嘘つきは、損をします。
他に責任の転嫁をせず自分の責任で道を選び
卑しい打算的な考えを捨て正直に生きる人が幸に成れる人です。
※「イソップ物語」が物語から教科書へ変わる時、幸せ・成功へ歩き始めた時です!
※ 幸せ・成功に必要な事が、たくさん「イソップ物語」一覧ココにも有ります。
おわり では、また!