イソップ物語「カシの木とゼウスの神」愚痴を言います!
「イソップ物語」は、身の回りの出来事で自分の事 そして、人との関わり方を教えてくれる物語です。
大人は、幸せ・成功するのに何が必要か気付き、子どもは 物語を楽しみながらモラルを学びます。
「カシの木とゼウス」カシの木は、どうにもならない事で 不平不満・愚痴を言います!
「イソップ物語」で、幸せ・成功・ハッピーのヒントに出会えば良いですね!
「カシの木とゼウスの神」
ある日、森に住んでいるカシの木達がゼウスの神に不満を 言いました。
「ゼウス様!私達は、嫌われています!」
「私達は、他のどんな木よりも先に、
枝を斧で切られたり根元から切り倒されたりして、ひどい目に合っています」
「この事、以外は 何の不満も無く楽しい毎日を過ごしています」
「私達は、こんな ひどい目に合うために生まれて来たのでしょうか?」
するとゼウスは、こう答えました。
「お前たちは、何か勘違いを していないか!お前たちの災難は、おまえ自身で招いたものだ」
「もしお前たちがクワや斧の柄に成ったり家を建てる時の柱や材料に、ならなければ、
オノで、切り倒される事など無いのだ」
「この事は、お前たちが 生まれてから今までずぅ~と持っている性質なのだ!
これから先も変えようが無い事だぞ!」
「切られるのが嫌だったら、自分の性質を変える事だ」
カシの木達は、出来ない事を言われ何も言えませんでした。
「カシの木とゼウスの神」教訓
カシの木は、自分でオノで切り倒されると言う 変えようが無い道を歩いています。
それを ゼウスに嘆いても、どうにも ならない事です。
カシの木は、花が咲く桜の木になるのは無理です。
もし、カシの木が クワの柄や家の材料になり 人の役に立っている事に気づけば不平不満など言わず
オノで切り倒される事を 誇りに思えるのでは、ないでしょうか?
自分で失敗する道を歩いて不幸に成り 人に不平不満を言うともっと不幸に成ります。
不平不満、愚痴など言う事は、有りますが、不平不満、愚痴 を 言ってる事に 気づくことが大切です。
人間は切り倒されるのが嫌だったら不平、不満を 言って嘆くより 切り倒され無いように
歩く道を変えたり 考え方を 変えたりできます。
もしも、あなたが うまく行って なかったら いつでも自分で変えられます。
※「イソップ物語」が物語から教科書へ変わる時、幸せ・成功へ歩き始めた時です!
この物語は、「幸せに成る為に自分を知ること!」 より、抜粋
※ 幸せ・成功に必要な事が、たくさん「イソップ物語」一覧ココにも有ります。
おわり では、また!