イソップ物語「王様を欲しがるカエル」自分で決める!
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※「イソップ物語」は、身の回りの出来事で自分の事 そして、人との関わり方を教えてくれる物語です。
大人は、幸せや成功するのに何が必要か気付き また、子供は 物語を楽しみながらモラルを学びます。
「王様を欲しがるカエル」は、何事も人に任せると失敗します。
「イソップ物語」で、幸せ・成功・ハッピーのヒントに出会えば良いですね!
「王様を欲しがるカエル」
昔、森の中にある小さな池で カエルたちが暮らしていました。
池には、食べていくだけの食べ物があり 食べる事以外 何もする事がないので
ゲロゲロと鳴いているだけでした。
若いカエルたちは毎日が退屈で退屈で仕方が有りません。
ある時、1匹のカエルが言いました。
「自分たちの所には 命令をする王様がいない だから何もしない退屈な生活になるのだ」
「もう飽き飽きだ!」
カエルたちは、自分たちを治めてくれる王様のいない事が不満に成りました。
そして ある日、ゼウスの神様の所へ行き
「私たちに王様を与えて下さい」とゼウスにお願いをしたのです。
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するとゼウスは、愚かなカエルたちを見て
カエルたちが暮らしている池に 大きな木切れを王様として落としました。
ボチャ~ンと大きな音がしたので、カエルたちは、
その音に驚いて沼の底に隠れました。
いつになっても木切れの王様は動きません。
しばらくして、一匹のカエルが水面に顔を出してみるとそこには
木切れの王様が、浮いている だけです。
カエルは仲間を呼びました。
すると、アッと言う間に木切れの王様の上は カエルで いっぱいに なりました。
でも、
ただ浮かんでいるだけで話が出来ない命令もしない木切れの王様は王様では有りません。
品格も威厳も王様としての力強さも感じられないからです。
そこでカエルたちは、もう一度ゼウスに お願いしました。
「私たちは、もっと力強く、貫禄があって
話が出来る王様が欲しいのです」
するとゼウスは 大きな蛇をつかわしました。
しかし今度の大きな蛇の王様はカエルたちをパクパクと食べているのです。
この池のカエルたちは、王様に食べられて いなくなりました。
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「王様を欲しがったカエル」の教訓
若いカエルたちは、食べ物がある今の環境に満足できずに不満を持っています。
カエルが暮らしている池は、家庭や会社や世の中かもしれません。
どの様な環境でも、その中に自分の幸せや やるべき事を見つける大切さを知る事です。
ゼウスや命令をしてくれる王様に自分の人生をお願いしたり任せたりするでは、なく
自分で考えて前へ進む事が大切です。
※「イソップ物語」が 物語から教科書へ変わる時、幸せ・成功へ 歩き始めた時です!
この物語は、幸せは、、前へ進む事です! より 抜粋!
※ 幸せ・成功 に必要な事 が まだ、たくさん「イソップ物語」一覧 ココにも、あります!
おわり では、また!